断熱材は、熱伝導の低い空気を含んでいる素材、対流熱や伝道熱に対する効果が非常に高いといわれています。
その反面、断熱材は反射率が低く輻射熱を吸収してしまい、高温になった断熱材は室内に向けて熱を放射する性質に変わります。
これに対して、遮熱シートは放射熱を反射するため屋根の上などに施工を施すことで室内への熱を伝えにくくする、省エネ効果を期待することができます。
遮熱シートを施工した場合、太陽からの輻射熱は約97%カットできるといわれており、真夏の暑いときでもエアコンの設定温度を下げる必要もなくなります。
ちなみに、冷房の温度を1度上げることで約10%の節電効果を期待できるなど、遮熱シートは省エネ効果が高い材料といえるのではないでしょうか。