工場のコスト削減は、様々な方法が紹介されているものの、実際にどれほどの効果があったかがわからないため、取り組むのに二の足を踏むこともあるでしょう。
こちらでは2つの事例を挙げて、その取り組みとともに得られた効果についても紹介します。
まず一つ目の事例は、アルミ鋳造部品製作会社ですが、作業の難易度が高く、人に依存する作業の多さが問題でした。
そこで生産管理システムを導入し、情報共有を進めた結果、顧客へのレスポンスも早くなって満足度が増し、不良原因を共有できることで生産効率が上がりました。
また、3Dプリンタによって多品種小ロット作成が可能になり、納期もコストも半分に圧縮できました。
別の事例として、残業が当たり前だった工場では、作業の見える化や作業時間の指標を作成することで無駄な作業やタイムロスが浮き彫りとなり、結果、定時帰宅が実現できて労務コスト削減につながりました。