プリント基板に取り付ける電子部品には、ICやトランジスタなどの半導体をはじめ、抵抗器やコンデンサ、コイルなど多種多彩なものがあり基板への部品挿入は手作業で行われていました。
大きなプリント基板ともなると数百点もの部品を挿入しなければならない、膨大な工数がかかることになりますが異形部品挿入機の登場で人が手作業で挿入することもなく、リフロー窯と呼ぶ半田装置を持つ異形部品挿入機を使えば、半田付けが行われた状態のプリント基板を製造することも可能にします。
全体的な工数を大幅に削減できるだけでなく、間違った場所に異なる電子部品を挿入するといったミスを防止できるため、作業時間の短縮やコストの削減効果へのメリットもあります。