自動化設備は生産現場では有用な役割を果たしているものの、カスタマイズせずに汎用のものを使うことで、生産性の飛躍的な向上に結び付けられないケースも見受けられます。
自動化設備のカスタマイズには、設計を含めて莫大なお金をかけなければならないこともありますが、費用をかけるだけの価値があります。
まず、自社が製作する製品に合わせて設計した自動化設備を使うことで、完全自動化が実現でき、生産工程の一部を手動でやらなければならないなどのボトルネックを解消できます。
さらに、人に依存しない生産現場となるため、技術の差や熟練度などで品質に差が出ることを防ぐことができます。
そのことによって人員削減を実現できる場合もあり、人材を有効活用できる現場に配置換えすることも可能になるはずです。