異形部品挿入機とは、既存の成型機では形作れないものを作成する時に必要となる機材です。
この機材に備わっている成形型はすべてオーダーメイドとなるため、導入する際に掛かる費用はアナログモジュールタイプで約100万~400万円です。
異形部品挿入機でもっとも制作時間とコストが掛かるものが成形型の箇所で、直径2cm~10cmの挿入機でも1か月以上の納期を見越すことになります。
すべてのモジュールが電子制御されている異形部品挿入機だと、先に示した費用よりも価格がさらに高くなって約200万~500万円ですが、この異形部品挿入機の場合はヘッド部分の転換を可能としているので再び異なった成形型を必要とした場合はヘッドのみを交換して用いることが可能です。