床下に使える断熱材は大きく分けて繊維系のものと発泡スチロール系のものの2種類のタイプあります。
繊維系のものは繊維に空気を閉じ込めてることで機能を発揮する断熱材です。
素材としてはグラスウールやロックウール、セルロースファイバーなどがあります。
一方、発泡スチロール系のものは発泡スチロールの中に無数の細かい泡を閉じ込めている構造の断熱材です。
素材としてはウレタンフォームやフェノールフォーム、高発泡ポリエチレンフォームなどがあります。
なお、断熱材は輻射による熱の伝達にはあまり効果がないため、それを補うために遮熱シートを利用するのが一般的です。
遮熱シートの利用により、輻射熱をシャットアウトして、床下の冷気は伝えず室内の熱は逃さないようにすることができます。