外気温度が35度のとき、ビニールハウス内部の温度は40度を超えるといわれています。
遮熱シートを使うことで内部温度の上昇を食い止めることができます。
遮熱シートにはいくつかの種類があり、その種類に応じて性能が変わります。
例えば、黒もしくはシルバー色の遮熱シートは、プラスチック製の材料になってるものですべての種類の太陽の光を遮断する性能を持ちます。
白色の遮熱シートは、太陽光の種類で熱源となる赤外線を反射する性質を持つなど、ビニールハウス内の温度環境を整える働きがあります。
ちなみに、黒は光を吸収して熱がこもりやすくなる、白は熱を反射させて熱がこもりにくいといわれていますが、これらの原理を使って開発されたのがビニールハウスなどの農業用資材としての遮熱材です。