ハーネスとは?ものづくりエンジニアの身近な用語

ハーネスとは、主に高所で作業をする時に装着するものです。

万が一落下しても、これを装着しておく事で体を守ってくれます。

土木や建築、棟梁等様々な現場で使われており、作業員の安全を守っています。

以前は胴ベルトだけ装着して作業する事もありましたが、最近では肩や胸に胴、太もも等全身に装着するフルハーネスタイプを使用するようになりました。

何故なら胴ベルトだけだと、落下時に体が抜けてしまい下に落ちてしまう恐れや、腹部を圧迫する事で死亡するケースもあったからです。

さらに落下せずに済んだとしても、体の姿勢が逆になってしまい呼吸困難やしびれの症状が出るケースもありました。

こうした事から原則フルハーネス型の着用が義務付けられています。

フルハーネスであれば、落下時に体が抜ける心配もありませんし、体の姿勢が逆になる事もないので、作業員は安心して作業をする事が出来ます。

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